ロジクール キーボードERGO K860 & M575トラックボールマウス レビュー

  1. LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021- ロジクール製品のご紹介 ー3ー
  2. 人間工学にもとづいたデザインのキーボードとマウス
    1. 開発理由
  3. エルゴノミック スプリット キーボード K360
    1. K360の特長 自然な姿勢をサポートするデザイン
      1. 分断したキーレイアウト
      2. 自然な体勢をサポート
      3. 3層からなるパームレスト 高さが変えられるパームリフト
    2. その他のERGO K360 の特長
      1. 軽やかなタイピング(Logi Perfect Stroke)
      2. マルチデバイス&Easy Switch機能
      3. ワイヤレス接続
      4. 最長2年間の電池寿命
      5. 環境に配慮したパッケージ
    3. ERGO K360 の所見(良かった点や気になった点)
      1. キーボード全体やタイピングに関して
      2. パームレストについて
      3. メディアキーとEasy-Switch™ボタンに関して
    4. ERGO K360の開梱から接続まで
    5. エルゴノミックキーボード K360 のスペック
    6. エルゴノミックキーボード K360 のまとめ 良い点・悪い点(微妙なところ)
      1. 良い点
      2. 悪い点(微妙な点)
  4. ERGO M575 ワイヤレストラックボール
    1. ERGO M575の特徴
      1. 人間工学にもとづいたデザイン
      2. 省スペース
      3. リラックス出来るマウス操作
      4. 正確なトラッキングセンサー
      5. Logicool Optionsでカスタマイズが可能
      6. マルチデバイス・マルチ接続対応
      7. 取り外して掃除が出来るトラックボール
      8. 最大24ヶ月の電池寿命
      9. カラーは3色
      10. 環境にやさしい製品デザイン
    2. 開梱から接続まで
    3. ERGO M575 ワイヤレストラックボール スペック
    4. ERGO M575 まとめ 良い点・悪い点(微妙なところ)
      1. 良い点
      2. 悪い点、微妙な点
    5. 関連

LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021- ロジクール製品のご紹介 ー3ー

前回、前々回に続き、LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021-でのロジクール製品をご紹介したいと思います。※当記事は商品の提供をいただいた上で執筆しております。

LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021- ロジクールのご紹介 ‐1‐
昨年11月に行われたASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)LinkShare(リンクシェア)主催による、「LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021- Powered by Logicool」の中からLogicool製品をレビューです。
ミニマリストのためのキーボードMX KEYS MINI(KX700)&マウスMX Anywhere 3レビュー
LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021‐ロジクール製品から、「MX KEYS MINIミニマリスト ワイヤレス イルミネーション キーボード」と「MX Anywhere 3 コンパクト パフォーマンスマウス」をご紹介します。

それでは、今回もまた、LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021でプレゼンされた内容と、実際に触れて動かした感想を元にご紹介したいと思います。

人間工学にもとづいたデザインのキーボードとマウス

今回ご紹介するのは、人間工学にもとづいたデザインが特徴の、エルゴノミック スプリット キーボード「ERGO K860」トラックボールマウス「ERGO M575」です。こちらも前回ご紹介させていただいたキーボードとマウス「MX KEYS MINI」「MX Anywhere 3」同様、ロジクールのハイエンド商品で、PCパワーユーザー向けの商品になります。

ERGO-K860

開発理由

パソコンを1日7時間から8時間使うようなPCパワーユーザーと呼ばれる人たちのトップ10%が行っていることをロジクール本社が調査したところ、1日あたり11,000回のタイピングを行っているという統計が出ました。これは1年に換算すると約300万回のタイピングに及びます。そして、1日あたり4,000回のマウスクリック、1年に27kmのマウス移動をしていることがわかりました。

そんな、身体に疲労が溜まるような生活を送っている方たちが一定数いるという事実。そういった方たちに身体が疲れにくい、腕が痛くならないようなキーボードやマウスが作れないかということをロジクール本社のエルゴラボという専門家研究チームが長年研究してきました。そして開発にいたったのが、エルゴノミックキーボード「K360」とトラックボールマウス「M575」です。

エルゴノミック スプリット キーボード K360

まずはその見た目のインパクトに圧倒されるキーボード「K360」ですが、一般的なキーボードと違い、いろんな角度に湾曲しています。キーボードに合わせてパームレストも同様に曲がっています。キーボードの中央よりもやや左部分がせり上がっていますので、それだけでかなりの”圧”を感じます。当然ながら「存在感」や「注目度」は抜群です。

ERGO K860

さらにパームレストが付いていますので、より大きさを感じさせます。このパームレストは上から見ると分離出来そうですが、底面が接合部のない一体成型なので、パームレストの脱着、パームレストのみの角度調節は出来ません。しかし、パームレスト部の下にある傾斜足(チルトレッグ)を使って、キーボード全体の角度を変えることが可能です。

面白いのは、通常キーボードの高さを変えるときは、「手前」ではなく「向こう」が高くなりますが、これは手前のパームレストの方が高くなるために、キーボード全体が向こう側に下がって傾斜します。先ほど述べたようにキーボードと一体式ですから、全体的に斜めになるわけです。

それでは、どうしてこのような形になったのかをK360の長所とともに説明してまいります。

K360の特長 自然な姿勢をサポートするデザイン

人間は手首をまっすぐにすればするほど手首の負担がかからず楽になります。そこでまず、

分断したキーレイアウト

キーボードが普通の直線的なレイアウトの場合は、その並びに指を合わせるために、手首には何かしらのひねりが加わります。分断したキーレイアウトは、そのひねりを緩和し、手首の無理なひねりを25%軽減できます。(*パームレスト無しの既存ロジクール製品との比較)

さらに、

自然な体勢をサポート

人の身体は前にまっすぐに手を伸ばすと、手のひらが水平ではなく、斜め内側に向きます。カーブしたデザインは、この自然な姿勢を促し、僧帽筋上部の筋活動を21%減少させます。(*パームレスト無しの既存ロジクール製品との比較)

3層からなるパームレスト 高さが変えられるパームリフト

一体型パームレストは形状記憶素材に高反発素材を重ね、表面を耐久性に優れたファブリックでコーティングした3層構造で、体圧を均等に分散しながら手首をしっかりと支えます。なお、表面のコーティングは水を弾き、コーヒーなどをこぼしてもすぐに拭き取れるようになっています。

また、パームレストの下にあるティルトレッグを用いれば、0度・-4度・-7度の3段階で手首を持ち上げられるので、椅子に座っていても、立ち姿勢でも快適に作業できます。

このパームレストによって、通常のキーボードに比べて、手首の負担が54%サポートされています。(*パームレスト無しの既存ロジクール製品との比較)

それ以外にもERGO K360の長所は多くあります。

その他のERGO K360 の特長

軽やかなタイピング(Logi Perfect Stroke)

キーに指先の形状に合うようなくぼみを付け、滑らかかつ精確なタイピングを可能にしました。タイピング音は静かながら、確かな打鍵感があります。キー同士の間隔は指の動きを最小限に抑えるよう最適化されています。
ERGO K860

マルチデバイス&Easy Switch機能

WindowsとmacOSの両方に対応していて、最大3台のデバイスとペアリングできます。デバイス間を切り替えはEasy-Switch™ボタンを押すだけです。コンピュータ間でファイルや文書、画像を転送するLogicool Flow*に対応しています。*Logicool Optionsが必要です。

ERGO K860EasySwitch

ワイヤレス接続

接続はBluetoothとUnifying USBに対応していて感度は良好です。Unifyingレシーバー1つで、最大6台の対応キーボードとマウスを1台のパソコンに接続出来るので、複数のUSBレシーバーを扱う煩わしさから開放されますし、USBポートの節約も出来ます。USBレシーバーは付属していますが、使わないときは電池ボックスのところに格納しておくことも出来ます。

ERGO K860電池ボックス

最長2年間の電池寿命

使用する電池は、単4乾電池2本です。約2年間の長寿命ですから、普段使用する時に特にバッテリーを気にする必要がありません。(使用環境・状況によって異なります。)

環境に配慮したパッケージ

パッケージは森林保全に貢献するFSC®認定を受けており、適切に管理された森林からの材料、リサイクル材料およびその他の規制された材料に由来します。

ERGO K360 の所見(良かった点や気になった点)

キーボード全体やタイピングに関して

このキーボードも「MX KEYS MINI」ほどではないですが、キーが指先の形状に合うような窪みが付いています。キー表面は若干ざらついたプラスチックキーと言った印象です。程良い弾力があり、打鍵感は良好です。また、打鍵音そのものは静かでちゃかちゃかしていないのがGOODです。

これまでにない斬新な見た目とキー配列ですが、実際に触れてみると見た目ほどの扱いづらさはありません。左右を分割したキーボードは左右対称ではありませんが、逆にそれが打ちやすさに繋がっていて、「F」キーと「J」キーに人差し指を乗せた基本的なポジションから、各キーまで程よく配置されています。

ただ、身体の中心にキーボードの山になっている部分を持ってくるベストポジションだと、どうしてもキーボード全体が右に寄る形となり、10キーが付いている分だけ、マウスまでの距離が遠くなってしまいます。もちろん10キー付きのキーボードは総じてそうなのですが、ポジションや体勢をより強く意識するようになるので、余計にそう感じてしまいます。

慣れるまでに少し時間がかかりますが、逆に慣れれば他のキーボードの姿勢がいかに手や身体に負担をかけているかがわかるキーボードだろうと思います。

パームレストについて

特殊コーティングされた表面は、触ると一瞬「冷やっ」としますが、とてもサラッとしています。適度な弾力と表面の滑らさで手を乗せるだけでも気持ち良く感じます。そして、キーボードよりほんの少し高いパームレストに手首を乗せてタイピングするのは実際にとても楽なので、パームレストの無い状態に比べて、気持ち的にもゆとりを持ってタイピングが出来ます。

キーボードの角度を変えられる利点は、もっぱら立ち姿勢のときや、上体から見て天板が低い位置にあるデスクやテーブルで使うときだろうと思います。個人の環境や体型にもよるとは思いますが、もともと山の形になっているキーボードですから、普通に椅子に腰掛けている場合には、その時点でキーボードの位置が一般的なものよりも少し高くなっています。その状態でチルトレッグを上げると、それに伴って肘や肩も上がってしまい、かえって疲れる姿勢になってしまいます。

メディアキーとEasy-Switch™ボタンに関して

ボタン一つで、メディアキーと通常のファンクションキーに変えられるのはとても便利です。また、メディアキーは、Logicool Optionsで、キーの割当を変更することが出来ます。これも便利ではあるのですが、ちょっと気になったのは、例えばスリープやシャットダウンに設定を変更した場合に、間違えてボタンを押してもすぐに反応してしまいます。シャットダウンはともかく、スリープはわりと使いたいキーなのですが、これをボタン一つで設定できてしまうと、間違えて押した場合に逆に不都合になってしまいます。

個人的な要望はショートカットを作って対応しろと言われそうですが、これまで使ってきたロジクール K750Rワイヤレス ソーラー キーボード がそうなっていたので、ここはむしろ、「fn」キーと同時押しにしたり、長押しで反応するように出来たほうが便利かなと思いました。

Easy-Switch™ボタンはBluetoothとUnifying USB両方に対応しているので、登録機種を選びません。1はUnifying USBで、2はBluetoothで接続といったことも可能です。ボタンが独立していることもGOOD。さらにコントロールできるデバイスを3つまで登録しておけるのは、デバイスを複数台持っている方には大きなメリットだと思います。

ERGO K360の開梱から接続まで

それでは例によってERGO K360のケースから見ていきましょう。

ERGO K860外箱
上面

ERGO K860外箱
底面

ERGO K860外箱
前面

後面
ERGO K860外箱
右側面

左側面

箱の寸法

幅:49cm × 奥行き:25cm × 高さ:6cm

*前後面と側面の高さが違うのは、写真の縮尺比率の違いで、箱そのものは同じ高さす。

*左右側面の写真の色合いが違うのは、左側面を撮り直したせいです。

外箱を見るだけで、このキーボードの特徴がよくわかるようなパッケージです。これまで私が見てきた中で、キーボードとしては一番の大きさです。そして、この箱は先ほどご紹介した、環境に配慮した全て紙製のパッケージになっています。

ERGO K860梱包

蓋を持ち上げると、中から薄紙に包まれた本体が姿を現しました。裏蓋にはセットアップの方法とEasySwitchについて書かれています。
右下の部分にはUSBレシーバーが同梱されています。

ERGO K860梱包

中には保証書と安全性やコンプライスについて書かれた紙が入ってます。

ERGO K860保証書類

セットアップに関しては、裏蓋に書かれていたように、電源を入れUSBレシーバーをデバイスのUSBポートに挿せば、Windows機の場合には自動で始まります。すでにUnifyingレシーバーが接続されている場合やBluetooth接続の場合には、Logicool Optionsから、デバイスを追加することも可能です。

 Logicool Options

細かい設定は、Logicool Optionsを利用して設定します。

メディアキーは、上の右の画像の白枠で囲まれたキーが変更可能になっています。

デフォルトの設定は、

F1キー輝度を下げるF9キー次のトラック
F2キー輝度を上げるF10キーミュートサウンド
F3キータスクビューF11キーボリュームダウン
F4キーアプリケーションを切り替えるF12キーボリュームアップ
F5キーデスクトップの表示/非表示print screen画面のキャプチャ
F6キー検索電卓 キー電卓
F7キー前のトラック キーアプリケーションメニュー
F8キー再生/一時停止 キーロック

になっています。

エルゴノミックキーボード K360 のスペック

 ERGO K860

重さは実測で1,083gありました。

ERGO K860

写真だと角度によってわかりづらいのですが、実測値は下のスペック表と同じ(幅:456mm  奥行: 233mm  高さ: 48mm)でした。高さ48mmはキーボード部分よりもパームレスト部分が少し高いのですが、そこの高さになっています。

下の空洞部分の高さは、湾曲しているために正確な値ではないですが、キーボードまでが約25mm、パームレスト側は約20mmでした。

ERGO K860

前回レビューした、「MX KEYS MINI」との大きさ比較です。

一緒に並べてみるとその大きさが一段と目立ちますが、やはりパームレストの存在が大きいかと思います。

 

製品名(日本語)ロジクール ERGO K860エルゴノミック スプリット キーボード
製品名(英語)Logicool® Ergo K860 Wireless Split Keyboard
型番K860
カラーグラファイト
キーレイアウト115キー日本語レイアウト
キー構造/デザインパンタグラフ
キーピッチ18mm
キーストローク1.8mm
角度調節機能有(-4°, -7°)
その他の機能Easy-Switch™ボタン(接続された3台の対応デバイスを簡単に切り替え)
使用電池単四形乾電池 x 2本
電池寿命最大2年間(使用環境・状況によって異なる)
操作距離10m(使用環境・状況によって異なる)
無線方式2.4GHzロジクールUnifying™、Bluetooth® Low Energy
対応OSインターネット接続環境(Logicool Optionsソフトウェア ダウンロード時)
Logicool Options(macOS 10.11以降、Windows®7以降)
[Bluetooth] Windows®8, Windows®10以降 macOS 10.13以降
[USBレシーバー] Windows®7, Windows®8, Windows®10以降 macOS 10.13以降
接続I/FUSB-A、Bluetooth®5.0
本体サイズ キーボード(幅×奥行×高さ)456mm x 233mm x 48mm
本体重量キーボード1,160g(電池含む)
レシーバーサイズ(幅×奥行×高さ)14.4mm x 18.7mm x 6.1mm
レシーバー重量2g
付属品製品本体、USBレシーバー、単四形乾電池 x 2本、保証規定、保証書
価格オープンプライス
ロジクールオンラインストア価格16,940円(税込)
発売日2021年8月19日
保証期間2年間

エルゴノミックキーボード K360 のまとめ 良い点・悪い点(微妙なところ)

良い点

● 楽な姿勢でタイピングが出来、身体の負担が減り、姿勢も良くなる
● 10キー付きなので、表計算や数字の入力をよく使う人にも便利
● 静かなタイピング音、しっかりとした打鍵感
● パームレストで手首の負担が大幅に軽減
● 角度調節ができるパームリフトで、いろんな姿勢に対応
● Windows®とMac両方に対応したマルチデバイス
● EasySwitchで3台までのデバイスをワンタッチ接続切り替え
● Unifying USBとBluetoothに対応しているため汎用性が高くUSBポートが節約できる
(おまけ)
●仕事中に盗み食いをしていても、小さなお菓子ならキーボードの下にすぐ隠せる

悪い点(微妙な点)

● とにかく大きい 狭い作業スペースには向かない
● 筐体の作りが値段の割に少しチープ ただし剛性は悪くない
● 正確なブラインドタッチが出来ない人にはきっと使いづらい
● 慣れるまでに少し時間がかかる
● これに慣れると他のキーボードが打ちづらくなる

「MX KEYS MINI」に続き、しばらくこちらを使い込んできましたが、使えば使うほど味が出ると言いますか、だんだんとしっくりくるように思います。

悪い点ということで書き出したもののうち、慣れるまでというのは個人差も大きいと思います。人間工学に基づいているだけあって、実は最初からそれほど打ちづらさを感じることはありません。ですから、これまで正しいタイピングをしてきた方なら、慣れるのにそれほど時間がかかることはないと思います。

そして、最初に書いた「大きさ」というのは、良くも悪くもこのキーボードの特徴の一つで、ある意味そこさえ気にならなければ、大きなマイナスポイントが無い、とても優秀なキーボードだと言えます。

ERGO M575 ワイヤレストラックボール

続きまして、こちらも人間工学にもとづいたマウス、ERGO M575 ワイヤレストラックボールについてご紹介します。

ERGO M575

ERGO M575の特徴

人間工学にもとづいたデザイン

こちらも変わったデザインで、見た目はどこかの海洋生物か地球外生物を想起させる形になっています。そもそもなぜこんな形をしているかというと、こちらのマウスはマウスと言いながら、マウス自体は動かしません。

ERGO M575
上の写真ではマウスパッドの上で操作していますが、本来はマウスパッドも必要ありません。

省スペース

ではどうやってポインタを動かすかと言うと、ひときわ目立つ青いボール、これがトラックボールと言われるものですが、これを親指で動かして操作します。最近では絶滅危惧種となった、ボール式マウスのボールを直接動かす感じです。とは言っても、読み取りは光学式。精確なトラッキングを実現しています。

マウス自体を動かさなくて良いので、非常に省スペースになっています。

リラックス出来るマウス操作

実際に触ってみると、これまでのマウスに対する認識が一変します。一般的なマウスは、マウスを”握る”と言う感じでしたが、この ERGO M575 は、”手を乗せる” 感覚です。

また、一般的なマウスは精確なポイントをしようとして操作するときは、その分腕や指先に力が入りますが、ERGO M575はそんな時でもマウスに手を添えている感じになります。その分だけ、手や肩の余計な力は抜かれ楽に操作出来ます。

正確なトラッキングセンサー

解像度を最大2,000dpiまで調整できます。

これに関しては、現在どれくらいの解像度(dpi)でトラッキングしているのかはわかりません。おそらくマウスを使う時にトラッキングの数値を決めて操作する必要性が無いからだと思いますが、デフォルトの設定位置が公称値の400dpiになっています。そして、マウスポインタの速度を一番遅くした時の解像度が、おそらく最大の2,000dpiだろうと思われます。

実際、ポインタの速度を速めると、移動はその分速くなりますが、思った場所で止めることが難しくなります。逆に遅い場合には、思ったところで静止させるのは簡単ですが、遠い距離の移動はかなり遅くなります。

ERGO M575

Logicool Optionsでカスタマイズが可能

ポインタの速度や、各ボタンの設定をカスタマイズ出来ます。キーボードのメディアキーとほぼ同じくらい動作の設定を選択できるので、使う機会の多い機能はこちらに割り当てることができます。

Logicool Options

マルチデバイス・マルチ接続対応

Windows OS、Mac OSどちらにも対応しています。
BluetoothとUnyfing USBで最大10mのワイヤレス接続が可能です。

取り外して掃除が出来るトラックボール

トラッキングの精度が落ちてきたら、簡単にボールを取り外して拭き掃除が可能です。ボールを取るときは、底面に開いている穴から指で押すか、柔らかいボールペンの尻などを使って押し出します。

ERGO M575

実際に試してみると、それまで普通にマウスに収まっていたボールが、どうしてこんなに簡単に外れるのだろうと不思議になります。

最大24ヶ月の電池寿命

単三電池1本で、USBレシーバー接続なら最大で24ヶ月、Bluetooth接続の場合は20ヶ月の長寿命です。

カラーは3色

グラファイト、オフホワイト、ブラックの3色展開です。ただし、ロジクールオンラインストアでは、2022年1月27日現在ブラックは販売していません。

ERGO M575
グラファイト

ERGO M575
オフホワイト

ERGO M575
ブラック

環境にやさしい製品デザイン

製品の一部にリサイクルプラスチックを使用し、パッケージはFSC認証の紙パッケージを採用しています。

開梱から接続まで

ERGO M575外箱 表面

 裏面

ERGO M575外箱 ERGO M575外箱 側面ERGO M575外箱 底面 ERGO M575外箱 上面

ERGO M575中箱 ERGO M575中箱
箱の中身はこうなってます。同梱物は、マウス本体、USBレシーバー、単三電池1本、安全性やコンプライスについて書かれた紙が入ってます。

ERGO M575中箱

セットアップとEasy‐Switchについて書かれています。

こちらのEasySwitchは、デバイス選択ではなく、BluetoothとUnifying USBの切り替えになっています。

ERGO M575

M575の底面です。電源スイッチとEasySwitchが付いています。

また、電池ボックスの蓋を開けると、中にUnifying USBアダプタが格納されています。

使用する電池は単三電池1本です。

ERGO M575 ワイヤレストラックボール スペック

ERGO M575
マウスの大きさ
(幅x奥行x高さ)
134mm x 100mm x 48mm(実測)

重さ 約154g(実測)

ERGO M575

ERGO M575

ERGO M575

ERGO M575

左の写真は、MX Anywhere 3との大きさ比較です。MX Anywhere 3の倍くらいの大きさであることがお分かりになるかと思います。

製品名(日本語)ロジクール ERGO M575 ワイヤレストラックボール
製品名(英語)Logicool® ERGO M575 Wireless Trackball Mouse
カラーグラファイト / オフホワイト / ブラック
型番M575GR / M575OW / M575S
センサー方式オプティカル
解像度2,000dpi(初期値;400dpi)
総ボタン数(チルト機能含む)5
スクロールホイール
チルト機能
使用電池単三形乾電池x1本
電池寿命USBレシーバー使用時:最大24ヶ月* Bluetooth使用時:最長20ヵ月*
操作距離約10m*
無線方式2.4GHzUSBレシーバー、Bluetooth® Low Energy
付属ソフトウェアバージョンLogicool Optionsソフトウェア(ロジクールのWebサイトからダウンロードが必要です)
対応OSWindows® 10 以降、Windows® 8、Windows® 7
macOS 10.13 以降
iPad OS 13.4以降
接続I/FUSB、Bluetooth®ワイヤレステクノロジー
マウス本体サイズ(幅x奥行x高さ)134mm x 100mm x 48mm
マウス重量(電池含む)145g
レシーバーサイズUnifyingレシーバー (幅x奥行x高さ)14.4mm x 18.7mm x 6.1mm
レシーバー重量1.8g
価格オープン
ロジクールオンラインストア価格6,050円(税込)
発売日2020年11月26日(木)
保証期間グラファイト / オフホワイト:2年 ブラック:1年

*使用環境によって変わります。

ERGO M575 まとめ 良い点・悪い点(微妙なところ)

良い点

● 楽な体勢でマウスを使える 身体への負担が少ない
● 省スペースで使える
● 静音ではないが、クリック音は比較的小さい
● トラックボールの感触が良い
● トラックボールが汚れてもすぐに外せて拭き掃除が出来る
● 戻る/進むボタンが便利
● ワイヤレス接続でUnifying USBとBluetoothに対応している
● 環境に配慮している

悪い点、微妙な点

● 同じ姿勢でマウス操作だけ続けていると肩が凝る
● 左利き用が無い
● なぜかブラックの保証期間が短い
● 横スクロールは出来ない?

その奇妙な形から偏見の目で見られることもあるかと思いますが、慣れると案外使いやすいマウスではないかと思います。きっとこのマウスに慣れた方は、一般的なマウスに戻りづらいのではないかと思うのは、先ほどご紹介したキーボード同様だろうと思います。

使いながら苦労した点はドラッグです。一般的なマウスの場合、クリックするときは指先に力が入ります。その状態でマウスを強く握ったまま、手を動かして範囲指定したり、移動やコピー場所でリリースするので、操作が比較的簡単です。一方、このマウスは人差し指はクリックしたまま、親指で操作しなくてはなりません。人差し指に力を入れたまま親指を動かすというこの動作が結構大変です。これもしばらくするうちに慣れると思いますが、最初のうちは、思い通りに動いてくれない、あるいはポインタを動かして止めることの出来ないストレスを感じる人は多いのではないかと思います。

それでもあえてトラックボール式を選ぶ理由のひとつは、やはり楽ということ以上に、慣れるに従いトラックボールでのマウス操作が楽しくなってくるからではないかと思います。

気になる点の最初の部分は、良い点と真逆のことを言っているようですが、このマウスの良いところでもあり、悪いところでもあるだろうと思います。省スペースでマウスを動かさなくて良いというのは、裏を返せばずっと同じ位置、同じ姿勢で作業することになります。もしもこのマウスの操作だけを続けていたら、確実に肩が凝ると思います。実際にはタイピングしたり、資料を見たりと別の動きを挟むと思いますが、ひたすら親指だけを動かしている作業は、きっと身体に良くありません。適度にほぐしましょう。

左利き用が無いことに関しては、おそらくは左利きの人こそ便利に使えるマウスだと思うのに、それが用意されていないのはちょっと寂しい、あるいはもったいないということであえてリストアップしました。

それと、なぜかカラーがブラックのものだけが保証期間が短いのかがちょっと気になりました。ただ、現在公式オンラインストアでは、グラファイトとオフホワイトだけで、そもそもブラックの選択が出来ません。(2022年1月27日現在)

また、横スクロールが出来ないのは、ちょっと残念でした。と思ったら・・・・

ロジクールオプションのジェスチャーボタンの設定で、ワンアクション増えますが出来るのですね。きっとこのLogicool Optionsには、まだまだ使いこなせていない部分があるのと、もう少し研究する余地がありそうなので、もしまたわかったことがあれば報告させていただきます。

ということで、前回に引き続き、今回のキーボードとマウス、エルゴノミック スプリット キーボード「ERGO K860」トラックボールマウス「M575」も、自信を持ってオススメ出来る製品でした。トラックボールに興味のある方や、一般的なキーボードやマウスに飽きた方は、是非一度お試しになってみてはいかかでしょうか。

ロジクールオンラインストアでERGO M575を確認する

 


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