LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021- ロジクールのご紹介 ‐1‐

今回は、昨年11月に行われたASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)LinkShare(リンクシェア)主催による、「LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2021- Powered by Logicool」の中からLogicoolをレビューしたいと思います。(文中の企業名に関して敬称は省略させていただきます。)

PC・デジタルフェア2021は、その後に「Powered by Logicool」と続きますように、ロジクールのスポンサードにより行われました。ご存知の方も多いと思いますが、ロジクールはキーボードやマウスのようなパソコン周辺の機器から、ゲーミングやミュージック、ビデオなどの分野におけるデジタルデバイスを提供するメーカーです。

通常はアフィリエイト参加企業の協賛により開催される本イベントなのですが、実はLogicoolはリンクシェアの広告主ではありません。それなのに今回このイベントを主催したのは、Logicool製品をもっと多くの人に知ってほしい思いからとのことです。

私も長年Logicool製品を愛用している一人ですので、出来る限り今回の製品についてもお伝えしたいと考えています。なお、実機レビューがありますので、これから複数回に渡ってご紹介したいと思っています。

ところで、Logitechという名前もどこかで聞いたことがあるかと思いますが、Logicoolというのは、スイスに本社があるLogitech (Logitech International S.A.) の日本法人の名前です。ですから、Logicool・Logitechどちらの名前も間違いではありません。以前は製品に印字されているブランドロゴが「logicool」になっているものが多かったですが、最近は世界共通ロゴ、「logi」になっているものが増えてきました。

ちなみに、現在エレコムグループに同じようにパソコン周辺機器を取扱う「ロジテック株式会社」という企業がありますが、まったくの別会社になります。日本だけLogicoolと別名なのは、日本法人設立時にすでにこの企業が存在していたためですので、混同しないようにご注意ください。尚、「ロジテック株式会社」のロジテックの英語表記は「Logitec」となっており、こちらも違っています。

今回のイベントで紹介された製品は、PC・デジタルフェア2021参加プレゼントキャンペーンとして、商品レビューを条件に数量限定でプレゼントされています。弊サイトで次回以降に実機レビューするものも、その商品提供を受けたものになります。ただし、条件はあくまで製品レビューであって、決して称賛レビューではありません。ですので、良い点も悪い点も余すところ無く伝えられたらと思っています。

イベントで紹介されたLogicool製品紹介

今回のPC・デジタルフェアにおいて、Logicool製品はキーボードとマウスのコンボが3種類、マイクとWebカメラが1種類、iPad用カバー兼キーボードケースのコンボタッチと、全部で5カテゴリー9製品がプレゼンテーションされました。

キーボードとマウスのコンボは、サイレント ワイヤレス コンボ「MK295」人間工学にもとづいたデザイン「ERGO K860」キーボード&「M575」トラックボールマウス、プレミアムコンパクトキーボードとマウス「MX Keys Mini」&「MX Anywhere 3」です。そしてマイクとWebカメラは、究極のハイエンドUSBマイク「YETI X」&ストリームカム「C980」になります。

コンボ製品は同じコンセプトで開発されたものですので、セットで使っていただくのが望ましいのもたしかです。しかし、今回プレゼンされた製品の中で、ロジクールオンラインストアが元々コンボとして扱っているのは最初の「MK295」だけですので、それ以外はそれぞれ単体でのご購入ということになります。

また、上記のうち、「ERGO K860」&「M575」

ERGO K860ケース

ERGO M575

「MX Keys Mini」&「MX Anywhere 3」

MX Keys mini

MX ANYWHERE 3

「YETI X」&ストリームカム「C980」

については、次回以降に実機レビューをさせていただく予定です。

それでは最初の製品をご紹介させていただきます。

静音テクノロジーを搭載したサイレント ワイヤレス コンボ「MK295」/サイレントキーボード「K295」

サイレント ワイヤレス コンボ「MK295」(静音マウス「M221」付きキーボード)

MK295(グラファイト)

MK295GP(グラファイト)ロジクールオンライン価格3,740円(税込)

こちらはLogicoolのベーシックなマウス&キーボードで、特に静音に重点を置いたものです。この製品を開発するにいたった理由は、私達が普段働いてるときにワークスペースで発生する、キーボードのカチャカチャというタイピング音や、マウスのカチカチというクリック音が、人の精神に悪影響を与えているのではないかという視点からです。

すなわち、こうしたノイズによってイライラしたり、気が散ったり、注意力が散漫になったりして人々の創造性、学習意欲、生産性に悪影響を及ぼしているのではないか。そしてそれが大きな社会問題にも繋がる恐れがあるのではないかという危惧です。コロナ禍で増えた在宅ワークによって、タイプ音やクリック音は就業時間中のみならず、時には就寝時間でさえも睡眠の妨げになるなど、人々に少なからずストレスを与えています。

そうであるなら、製品でその悪影響を少しでも取り払いたいと真剣に考え、ロジクール独自の静音技術を駆使して開発されたものが、こちらのサイレント ワイヤレス コンボ「MK295」・静音キーボード「K295」です。

MK295OW(オフホワイト)

MK295OW(オフホワイト)ロジクールオンライン価格3,740円(税込)

独自新技術SilentTouchテクノロジー

ロジクールマウスの静音テクノロジー

クリックスイッチ

M221 クリックスイッチ M221 クリックスイッチ

マウスは左右の静音クリックボタン、真ん中の静音スクロールスイッチから構成されています。クリックスイッチには、振動と音の両方を減衰させる独自のゴム製装置が含まれていて、それがクリック音を大幅に低減し、クリックの確かな手応えも実現しています。

マウス内の遮音装置

M221遮音装置

サイレントマウス内にはプラスチックの補強材が配置されています。この補強材が防音壁の役目をして、クリック音を減衰させ、マウス内のエコーも減らします。

ロジクールキーボードの静音テクノロジー

サイレントキーボードに関しては、現在2つの特許申請をしています。
その一つが、「静音キーキャップ」

静音キーキャップ

キーキャップとトップケースの接触面を減らし、キーキャップの内側に制振材を追加して、タイピングノイズを減らします。

そしてもう一つが、「静音ビックキー」です。

静音ビックキー

スペースバー、エンター、左シフト、右シフトに革新的な新スプリング構造を採用。バランスとキーキャップをしっかりと配置することでノイズを低減します。

静音キーボードK295

■従来比90%のノイズ低減 新技術SilentTouchテクノロジー

先ほどご紹介したSilentTouchテクノロジーにより、タイピング感はそのままに、世界的に人気のキーボード「K270」に比べて操作音が90%削減されています。ビックキーに関しては92%ノイズ低下、その他のキーについては95%ノイズ低下、全体のキーでは94%が、「K270」に比べてノイズが低下しています。さらにエンターキーやスペースキーなど、高頻度で使用するビッグキーでは、競合他社のとある同コンセプトキーボードよりも83%ノイズを軽減しています。

気を散らせるような打鍵音がないので、より静かでストレスフリーな作業環境を整えることができます。

■日本語配列のテンキー付きフルサイズ・無線キーボード

K295ショートカットキー

データを効率よく入力できるよう、8つのショートカットキーとテンキーを搭載した日本語配列のキーボードです。ショートカットキーには音量調節やインターネットやメールソフト起動、スリープ、電卓などのボタンが配置されています。信頼性の高いワイヤレス接続を採用しているので、ワイヤレスによる遅延やデータの欠落はなく、ケーブルが邪魔になることもありません。

■丈夫で水に強い耐水設計

キーボードの上に水をこぼしても安心な耐水設計で、キースイッチは耐久性に優れています。キーボード裏面のスタンドは丈夫で安定感があり、入力しやすいよう8度の傾斜を付けることができます。この傾斜によって腕にかかる負担もだいぶ軽減されて、その分疲れにくくなります。

■本体サイズ

K295キーボード
高さ: 18mm
幅: 441mm
奥行き: 149mm
重量(電池を含む): 498g

■単四形乾電池2本で「K295」は最大24カ月の長寿命

単4電池わずか2本で約2年間動作します。

「K295」製品仕様

製品名(日本語)ロジクール サイレント ワイヤレスキーボード K295
製品名(英語)Logicool® Silent Wireless Keyboard K295
カラーグラファイト / オフホワイト
型番K295GP / K295OW
価格オープンプライス
ロジクールオンラインストア価格2,970円 (税込)
発売日2020年10月22日(木)
保証期間2年
本体サイズ(幅×奥行×高さ)441mm x 149mm x 18mm
本体重量 (電池含む)498g
レシーバーサイズ(幅×奥行×高さ)18.7mm x 6.1mm x 14.4mm
レシーバー重量1.8g
キーレイアウト108キー日本語レイアウト
キー構造/デザインメンブレン
キーピッチ19mm
キーストローク3.2mm
押下圧60g
角度調節機能有(8°)
ショートカットキー再生/一時停止、ミュート、ボリュームダウン、ボリュームアップ、インターネット、Eメール、スリープ、電卓
その他機能耐水設計、SilentTouchテクノロジー
キーボード 使用電池単四形乾電池 x 2本
キーボード 電池寿命最大24カ月*
操作距離10m*
無線方式アドバンス2.4GHz(Unifying対応)
対応機種Windows® 10以降、Windows® 8、Windows® 7、Chrome OS™
接続I/FUSB
同梱物製品本体、Unifyingレシーバー、単四形乾電池×2本、クイックスタートガイド、保証書、保証規定

*使用環境によって異なります。

ロジクールオンライン価格 2,970

ロジクール公式サイトでK295を確認する

静音マウス M221

私は以前からロジクール「M220」という静音マウスを使っています。とても小さく持ち運びも便利な「M220」ですが、普段の作業用にもっぱら家で使っています。左クリック、右クリックボタンの音は非常に低く小さく、真ん中のスクロールボタンのスクロール音は無音に近いですが、クリックした時には、左右のクリックボタンに比べると若干高く大きい音がします。

M220

その「M220」の左右のクリック音を文字で表現すると、普通のマウスが「カチッ」に対して、M220は「コッ」、もしくは「トン」と鳴っているように聞こえます。全くの無音ではないですが、反響も少なく、静音ではないマウスの「カチッ」という耳障りな高音ではなく、低い音なのでとても静かに聞こえます。いずれにしろ、マウスの音によるストレスが大幅に軽減しているのは事実です。

深夜に作業をしていても、隣の寝室で寝ている家族には、キーボードの音は聞こえても、マウスの音は聞こえていないようです。試しに家に残っていた古いマウスとクリック音を比べてみましたので、良かったらご覧ください。

スクロールボタンをクリックするのは、私の場合でしたらブラウザで直接別のタブで見たい時とか、自動スクロールを使用する時くらいで、滅多に使うことはありません。今回執拗に鳴らしているのは、M220の左右のクリック音が小さいので、音声が入っているのを一応確認していただくためでもあります。実際に使っていると、自分でははっきり認識できるクリック音ですが、おそらくそばにいる人には意識しないとわからないほどの音であるのは間違いないと思います。

私がこの「M220」を購入したのは2017年6月29日です。ロゴが現在の「logi」ではなくて、「logicool」になっているのがお分かりになると思いますが、すでに4年半経過しています。

M220

そんなに経っているとは思いませんでしたが、いまだに現役でいるということは、耐久性も相当なものです。先ほども申し上げましたが、私はこのマウスを家で使用しています。旅行にでも行かない限り、パソコンを起動しない日は殆どありませんので、ほぼ毎日、4年半くらいクリックし続けていることになります。キーボードのショートカットの使用よりも圧倒的にマウスクリックの方が多いので、一日に何百、何千回とクリックしていると思います。それでも今も普通に動いていますので、あらためてその耐久性の高さに感心します。通常はクリックボタンよりも、真ん中のスクロールスイッチの挙動が先におかしくなるところ、このマウスは今のところ特に不具合がありません。

電池寿命最大18ケ月を謳っているだけあって電池持ちも素晴らしく、使用するのは単三電池一本ですが、前回いつ変えたのかわからなくなっているくらい長持ちします。オプティカルマウスですが、底面を見ても赤色LEDは見えません。トラッキングはかなり正確で、光沢面やガラス素材の上でもわりと普通に読み取ります。セットアップも簡単で、小型のワイヤレスレシーバーをUSBスロットに差し込めば、すぐに使用できます。

M220底面

もう一つ注目したいのは塗装です。私はわりと手のひらに汗をかく体質で、週刊誌などを読むと表紙のインクが擦れて手についたりすることもしょっちゅうですから、とても本屋さんで立ち読みなど出来ません。さらにノートパソコンのパームレストにずっと手を乗せてタイピングしていたら、いつの間にかその部分だけ塗装が剥げて変色していたという経験を何度もしています。

そんな私が4年半ずっと握り続けているマウスですが、先ほどの写真をご覧いただいてもわかるように、殆ど変色していません。家用ですから、特に気を使って大事に使っていたわけでもありません。これは私同様の汗っかきの方には、結構ポイントが高いのではないかと思います。

ところで、なぜ長々と「M220」の話をしたかと言いますと、実は現在の「M220」は製品名こそ違え、先ほどのワイヤレスコンボ「MK295」でセットのマウス、「M221」とまったく同じものなのです。現在の「M220」と「M221」は発売日が2021年4月28日で、私が所持しているものとは若干仕様が違っています(当時は枠の部分が艶有りと艶消しに分かれていた)が、現在のものは同じで間違いないと思います。

静音マウス「M220」と「M221」の違い

ロジクールのオンラインストアでマウスを確認すると、「M220」「M221」が仲良く並んでいます。見た目も同じ、価格も同じ、カラーの順番は違っていても、その内容もやっぱり同じ。製品ページを見てみても、やっぱり内容が同じ。仕様および詳細の項目までいって初めて「Unifying USBレシーバー」の規格が違うかなと思うくらいですが、M221の方は『 Unifying USBレシーバー 幅: 1mmのキーストローク』という謎の表記が目立つくらいで、これはおそらく誤記だろうと思いますが、それ以外はやはり書き方は若干違えども、同じ内容になっています。

結局、M220とM221の違いは何かというと、パッケージの違いです。ということで、あまりケースを気にする方もいないとは思いますが、購入した当時の箱がまだ残っていたので載せておきます。ロゴからして今のパッケージとは違っているはずですので、あくまで参考にご覧ください。

「M220」は紙製の箱、それに対し「M221」はプラスチックを製品の形に成形したブリスターパックになっています。ブリスターパックはどちらかと言うと商品陳列の際に棚に吊り下げるのに適したパッケージで、店頭でよくご覧になられると思います。もしもマウスだけ購入したい場合には同じ製品ですので、その時の販売価格を確認して選べば良いかと思います。

私が購入した当時は色展開は3色でしたが、現在はM221、M220の両方とも5色展開になっています。ロジクールオンラインストア価格は税込1,430円です。安価で静かなマウスをお求めの方には自信を持ってオススメできる製品です。

ロジクール公式サイトでM221を確認 ロジクール公式サイトでM220を確認

製品概要「MK295」

製品名(日本語)ロジクール サイレント ワイヤレスコンボ MK295
製品名(英語)Logicool® MK295 Silent Wireless Keyboard and Mouse Combo
カラーグラファイト / オフホワイト
型番MK295GP / MK295OW
価格オープンプライス
ロジクールオンラインストア価格3,740円 (税込)
発売日2020年10月22日(木)
保証期間2年
キーボード サイズ(幅×奥行×高さ)441mm x 149mm x 18mm
キーボード 重量 (電池含む)498g
レシーバーサイズ(幅×奥行×高さ)18.7mm x 6.1mm x 14.4mm
レシーバー重量1.8g
キーレイアウト108キー日本語レイアウト
キー構造/デザインメンブレン
キーピッチ19mm
キーストローク3.2mm
押下圧60g
角度調節機能有(8°)
ショートカットキー再生/一時停止、ミュート、ボリュームダウン、ボリュームアップ、インターネット、Eメール、スリープ、電卓
その他の機能耐水設計、SilentTouchテクノロジー
キーボード 使用電池単四形乾電池 x 2本
キーボード 電池寿命最大36カ月*
付属マウスサイズ(幅×奥行×高さ)60mm x 99mm x 39mm
重量75.2g
センサー方式オプティカル
解像度1000dpi
総ボタン数(チルト機能含む)3
スクロールホイール
チルト機能
使用電池単三形乾電池 x 1本
電池寿命最大18カ月
操作距離10m*
無線方式2.4GHz
対応機種Windows® 10以降、Windows® 8、Windows® 7、Chrome OS™
接続I/FUSB
同梱物ワイヤレス キーボード、ワイヤレス マウス、USBレシーバー、単四形乾電池×2本(キーボード)、単三形乾電池×1本(マウス)、保証書、保証規定

最初の方で申し上げましたように、こちらのセットは静音でワイヤレスのキーボード&マウスですので、2つ揃えてはじめて静音とワイヤレスの利便性、快適性を実感出来ると思います。静音主体でお伝えしてきましたが、もしも今まで有線のキーボードやマウスしか使ったことがないようでしたら、無線の快適さも是非体験していただきたいと思います。

そして、こちらのコンボセットはそれぞれ単独でお買い求めになるよりも、かなりお得なセットになっていますのでオススメです。なお、(公式サイト)ロジクールオンラインストアよりもAmazonや楽天市場の方がお買い得な場合もありますから、是非そちらのチェックもお忘れなく。

ロジクールオンラインストアで詳細を確認する

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